おとぎ話 〜本当の自分へ戻る旅〜

思いのまま日々感じたこと

あたらしい世界

数年前の話し
私はおおきな失敗をした。
私は自分を責めた

私がちゃんとしていれば
私のせい
私は罪深い

私は私に罰を与えないといけない

どんな罪がいいだろう❔

そうだ、笑わないことにしよう。
ぜったい喜んじゃいけない。

私は罪深いから

そう決めた私は今から思うと
まるで抜け殻のようになり
口からは当たり障りのない
空虚な言葉がでた

私は私を見張り
周囲を見張っていた



首を切っておしまい!

まるで赤の女王みたいに(´Д` )


失敗しないように、確認、確認
チェックの日々

なのに失敗する
予想外のところからミスがやってきて

私の言い方が気に入らないと怒られる

どうして❔
そんなつもりないのに

その頃から
私の頭は思考でぱんぱんになり

「怒り」で膨らんだ
それを知りたくなくてどんどん
抑えつけて

頭デッカチにw

mamiちゃんと出逢って
「出来事に意味はない」を知る

最初はよくわからなかった

ただ、「思考」がおしゃべりをし始めたら
なかったこと、気づかないふりをせず

ただ、自分を抱きしめて横になって感じる
頭のなかが「罵詈雑言」を言い始めたら
怖くて、そんな自分が許せなくて止めさせようとしていた。

それをやめて、ただ抱きしめてじっと聞く
これがキツイ(´Д` )
やりたくなくて何度も逃げる

自然と涙がでる。
ポロポロと美しい感じじゃなく
「うわーん!!」と小さい子どもが泣くように鼻水たらして大号泣した。

翌朝はカエルのような目になって

ほんとに笑えない感じだ

何度も、何度もだきしめて

どうせ、私は誰からも愛されない

赤の女王みたいになっていた。
私は、私を裁いて
何度も、自分を処刑台に上げていたんだ。

私は台から降りて
自分を抱きしめて
かっこわるくて、意地悪な、情けない自分を
認めた。

mamiちゃんと出逢ってもうすぐ1年になるんだけれど

世界が変わった

今の私は相変わらず失敗するけれど

失敗しても、許される世界にいる
いいんだ。気にしないで
とニコニコ笑顔で許される。

失敗しない世界なんてない
予想外の所からやってくるし、とても自分で
コントロールできるものじゃない

いつのまにか
人を見張るのをやめていた。
自分を裁くのをやめていた。

頭デッカチの私の思考は静かになってた。
腹が立ったら、怒って、悲しい時泣いて
嬉しい時は、笑ってた

アリスみたいに、鏡の中へ入って
あたらしい世界に来たみたいだ